レッドラムズホーンが落ちるわけ。

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    何だかアクセスログの検索ワードを見たら、結構レッドラムズホーンの死因を調べている人が多いので、参考になるかはわからないけどメモ書きを。

    殻が薄くなって死ぬのは「水槽内が酸性になっていて、時折塩水でメンテナンスするといい」と書かれていることが多いんですが、ぶっちゃけ殆どが単なる餌不足が原因です。
    自分の水槽内で色々実験してみた結果感じたことなので、一概に言えるとは限りませんが、少なくとも殻を維持する栄養が足りず、水質に耐えうる殻が形成できないからなのではないかと。

    自分の経験から見ると、レッドラムズが死ぬほどの酸性の水質があるとしたら、レッドラムズが溶ける前に魚が死んでます(苦笑)
    メイン水槽で使用していた卵付きの流木を突っ込み、減った水量だけ水を足し無酸素・無濾過・無加温で、かれこれ半年ほどその状態で放置している10L容量のプラケがあります。
    水が黄色くなるほど流木の出汁が出ていて、どっからどう見ても酸性です。

    餌になるような物は流木とそれに付いてる少量のモスくらいですが、ラムズの口では表面の有機物を舐め取る事くらいしかできません。
    そんな環境でも10匹くらいの個体が数ヶ月も元気に暮らしているので(成長スピードはとても遅いですが、頑丈な殻は形成できています)、餌以外の環境でレッドラムズが死ぬのは高温くらいしかないと思います。
    高温といっても35度くらいまでは十分耐えられるので、これも貝が死ぬ前に魚が(ryです。

    何せこいつらはもの凄い食欲があるので、30cmの水槽内でレッドラムズ専用に餌を用意しない環境だとせいぜい10匹前後まで淘汰されると思います。
    水槽内の有機物の量にも因るので、あくまで我が家でのケースですけど、取り敢えず淘汰が進めば落ちる数は少なくなるハズです。
    餌が十分でないと1回の卵の産卵数も産卵頻度も落ちるので、卵が生まれなくなったら全滅することもあり得ます。
    ここら辺が再増殖させられるボーダーラインでしょうか。

    個体の復活ボーダーラインを挙げるなら、お尻部分の殻が白くなってきたら死亡フラグが立ったと思って下さい。
    それからどんどん殻全体が白く薄くなり、ナメクジ部分が白くなってきたら2〜3日くらいで殻に籠もってそのまま死ぬ…というのがパターンかと思います(産卵前後にも殻に籠もってナメクジ部分が白くなることもありますが、死ぬ前よりは血色は良いので見分けはつきます)。
    持ち直せるのは殻に穴が開くまでです。
    穴が開いて殻が崩壊し始めたら、そこからどれほど餌を与えても殆ど復活できずに死んでしまいます。

    何だか長々とどうでも良いことを書いてきましたけど、結局の所はみんな飢え死になので、レッドラムズを大きく頑丈に長く育てたいならば、レッドラムズ専用に餌をあげた方がいいです。
    それじゃコイツら何が好きなんだと言うと、藍藻が大好物。
    「レッドラムズは藍藻はあまり食べない」とか書かれているのを見ると、絶対嘘だ!と言いたくなるくらい、豪快に食い尽くしてくれます。
    藍藻に困っている人は騙されたと思って数匹投入してみて下さい。
    照明を消して全面遮光するとか面倒なこといりませんから(笑)

    それでもそんな藍藻が生えるような状態なんてのは水槽が落ち着くまでで、藍藻が生えなくなるとレッドラムズは飢えてしまいます。
    わざと藍藻をはやかす物好きはアクアリストにはいないと思いますし。

    ならどうするか。
    単純に藍藻の加工物をあげればいいわけです。
    そんな物があるのか?というところでスピルリナですよ、奥さん。
    人間の健康食品として名前を聞くアレです。
    実はアレは藍藻の一種を錠剤に加工しただけの物だそうです。

    HCや薬局で、特にオークションなどでも安く大量に入手できます。
    変な配合物が入っていない物(ペット用など)であれば何でも同じでしょう。
    食いっぷりも猫まっしぐら、ならぬ貝まっしぐら状態。
    10匹もいれば、1日で1錠消費してしまいますが、貝の数を増やそうとか、大きな貝にしようと考えなければ、週に2錠ほどで十分維持できるはずです。
    どんどん増やそうと思う場合は、1日1錠与えれば面白すぎるくらい増えます。もう、アホのように(笑)

    そんなかんじで、レッドラムズがどんどん落ちるとお嘆きのあなた、スピルリナを与えてやってみて下さい。
    …他にコレをつつく魚がいると錠剤が粉状に散乱したりとか、厄介なことにもなりますが。
    とにかく、落ちる数だけは圧倒的に変わると思います。

    取り敢えず、そんなところでしょか。
    アクア歴は無駄に長いド素人なので、観察眼は弱いかと思いますが、どこかの赤羊の役に立てれば幸いです。

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      コメント
      とても勉強になりました。
      さっそく試してみます。
      良い情報ありがとうございました。
      • とおりすがり
      • 2012/09/03 2:57 PM
      何分古い記事なので、残しておくことも度々悩むのですが、何か一つでも参考になれば幸いです。

      殻が白くボロボロになって行くことに対する対処法は簡潔に現在の経験則でまとめると、以下の通り。

      ・過度に酸性に傾いていない水
      ・新しい底砂などのミネラルを多量に含んだ素材、またはミネラル添加剤などの供給(閉じられた水槽の場合、殻形成に必要なミネラルの不足に陥りやすいんじゃないかと思っています)
      ・スピルリナ錠剤など藻類主原料の餌

      卵が孵っても増えない場合は稚貝を食料にするものがいないかを確認して下さい。
      我が家ではピグミーグラミーがよく突いているのを見かけました。

      またゴム状のものやプラスチックに卵を産むことが多く、わざと吸盤ゴムなどを沈めておくとそれらに産卵するので、そのものを回収して底砂をひいて飼育水を入れたプラケなりに入れて育成すれば増えやすいと思います。
      極小の投げ込みフィルター(水作のような)を入れると面白い様に産卵するので、それごと引き上げて移動稼働するのが自分としては一番楽です。
      大きめの浮き草を入れてそれに産卵させても楽。

      追記としてはこんなものです。
      もっと単純に言うと「困ったら底砂足してみて下さい」(笑)
      • 日向 夏(管理人)
      • 2013/07/07 2:53 AM
      ありがとうございました。参考にさせて頂きました!
      早速チャームさんでスピルリナなるものポチしに行きます!
      • とらこ
      • 2017/04/04 1:40 AM
      こんばんは。
      参考になりました。
      実を言うと、大繁殖したラムズは厄介者なんですけど、
      大量死されるとされたで、水質悪化もしくはミネラル不足が原因か?と、他の魚の影響を心配していました。
      原因がわかって安心しました。
      • craft
      • 2018/04/22 9:17 PM
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